変数

変数タグは新しい Liquid 変数を作成します。

assign

名前付きの新しい変数を作成します。

入力

{% assign my_variable = false %}
{% if my_variable != true %}
  This statement is valid.
{% endif %}

出力

This statement is valid.

値を引用符 " で囲んで、文字列変数として保存します。

入力

{% assign foo = "bar" %}
{{ foo }}

出力

bar

capture

開始タグと終了タグ内の文字列を取得して、変数に割り当てます。capture を使用して作成された変数は、文字列として格納されます。

入力

{% capture my_variable %}I am being captured.{% endcapture %}
{{ my_variable }}

出力

I am being captured.

capture を使用すると、assign で作成された他の変数を使用して複雑な文字列を作成できます。

入力

{% assign favorite_food = "pizza" %}
{% assign age = 35 %}

{% capture about_me %}
I am {{ age }} and my favorite food is {{ favorite_food }}.
{% endcapture %}

{{ about_me }}

出力

I am 35 and my favourite food is pizza.

increment

初期値 0 の新しい数値変数を作成して出力します。以降の呼び出しでは、値が 1 ずつ増加し、新しい値が出力されます。

入力

{% increment my_counter %}
{% increment my_counter %}
{% increment my_counter %}

出力

0
1
2

increment を使用して作成された変数は、assign または capture を使用して作成された変数とは独立しています。

以下の例では、「assign」を使用して「var」という名前の変数が作成されます。その後、「increment」タグが同じ名前の変数で何度か使用されます。「increment」タグは、「assign」を使用して作成された「var」の値に影響しないことに注意してください。

入力

{% assign var = 10 %}
{% increment var %}
{% increment var %}
{% increment var %}
{{ var }}

出力

0
1
2
10

decrement

初期値が「-1」の新規な数字変数を作成し出力します。その後の呼び出しでは、その値が 1 ずつ減少し、その新しい値が出力されます。

入力

{% decrement variable %}
{% decrement variable %}
{% decrement variable %}

出力

-1
-2
-3

increment の場合と同様に、decrement を使用して宣言された変数は、assign または capture を使用して作成された変数から独立しています。